「前期合同研修会③ 講演会」を開催しました

8月23日(火)に香美市立中央公民館1階大ホールを会場として、「前期合同研修会③ 講演会」を開催しました。

 

 

今回は、さんすい防災研究所 代表の山﨑 水紀夫さんを講師としてお招きし、『災害と人権 ~23災害の被災地支援とコロナ対策アドバイザーで見えてきた人権課題~』をテーマとしてご講演いただきました。

 

近年、大規模災害が全国各地で発生していますが、今年は特に土砂災害、河川の氾濫など、局地的な大雨による災害が頻発しています。

この様な災害発生時の人権については、人権課題のテーマの一つとして近年大きく議論されています。

 

 

講演では災害時の避難所運営に関しては、平時からの準備が大変重要である事について改めて学ぶことができました。

様々な物資の確保はもちろんの事ですが、障害者や妊産婦など要配慮者への対応、さらにはトイレの設置場所、女性専用スペースや家族専用スペースの設置の検討など、多くの事項について事前に準備があると、発災当初の混乱を少しでも和らげる事ができる可能性があります。

 

また昨今は、避難所へのペットの同伴を許可するか否かについても、混乱を避ける為に事前のルール作りが不可欠であるとの内容は大変深いお話でした。

 

そして日頃からの何気ない地域住民のつながりが、有事の際に大きな力を発揮する事も平時から意識して日常生活を送る必要性も感じました。

 

 

大変お忙しいなか講師を務めていただきました山﨑 水紀夫さん、どうもありがとうございました。

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